激化一途回転寿司の覇権争い…本場・北海道で大手が仕掛ける“新機軸”…デジタル回転寿司?
競争が激化する回転寿司チェーンにまた新たな動きです!
回転寿司ならではの仕組みと派手な演出で客の目を惹きつける、北海道内初めてのエンターテイメントサービスを取材しました。
皿に乗った寿司が次から次へと流れていきます。
一見、回転寿司のよくある光景のようですが…
(山岡記者)「こちらの回転寿司店、席には大きなスクリーンが設置されていて、映し出されているのは、流れるお寿司なんです」
テーブルのボックス席に設けられていたのは、幅およそ1.4メートルの大きなスクリーンの映像です。
回転寿司チェーン大手のスシローでは、11月から札幌市内の店舗で“デジタル版の回転寿司”を楽しめるようになりました。
その名も「デジロー」です!
どのように注文するのかというとー
(山岡記者)「流れてきたお寿司をタップすると注文することができます」
ほどなくすると…!
(山岡記者)「注文したお寿司が来ました!」
各テーブルに画面から注文した商品が届くようになっています。
デジローでは寿司ネタが流れるだけではありません!
ゲーム機能もついていて、当たると景品のおもちゃがもらえるお楽しみも!
(客)「かわいいなと思いますね。他の店舗にはないので最先端だなと思います」
(スシロー豊平西岡店 喜友名将司店長)「子どもから大人までゲームができて楽しいという声をいただいている。一歩先の回転寿司をぜひ体験してほしい」
こうした新たな動きを、同じく回転寿司チェーン店大手のくら寿司も、指をくわえて見ているわけではありません。
(山岡記者)「軽快な音楽が流れてきました。かわいい飾りつけ!おめでとうの文字が流れてきています。プレゼントのなかには小さいホールケーキが入っています!」
北海道では唯一こちらの店舗で、12月21日から流れる寿司にまじってメッセージやケーキでサプライズを演出することができるようになります。
(くら寿司 小坂博之さん)「メッセージも「おめでとう」と「ありがとう」の2種類用意しているので、お祝い事だけではなくて、たとえば家族に日頃の感謝を気軽に伝えるツールとしてサービスを使ってほしい」
競争が激化する回転寿司業界。
利用者の目を引く新たなサービスが目白押しです。