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事故相次ぐ「電動キックスケーター」道内初シェアサービスも開始予定 安全利用へのポイントは

2024年4月12日 16:06
事故相次ぐ「電動キックスケーター」道内初シェアサービスも開始予定 安全利用へのポイントは

16歳以上であれば免許がなくても運転できるため、今後普及が見込まれるのが電動キックスケーターです。

安全に利用するためにはどうすればよいのでしょうか。

(担当者)「前ブレーキ、左が後ろブレーキになります。こちらがアクセルになりますので…」

警察が販売会社から説明を受けているのは「電動キックスケーター」の操作方法です。

12日に札幌で警察などによる試乗会が開かれました。

16歳以上で免許がなくても運転できる電動キックスケーター。

最高速度が時速20キロまでなどの基準があります。

一般の人も参加し、ほとんどの人が初挑戦でした。

(札幌市民)「初めてなんですけど、割と簡単にすぐ教えてもらって操作はできるものだと思いました」

記者も乗ってみるとー

(山﨑記者)「最初バランス感覚が必要ですが、慣れると快適です。体で風を感じながら走れるので非常に気持ちがいい」

手軽な移動手段として、本州などで普及が進む電動キックスケーター。

今月19日からは美瑛町で道内初となるシェアリングサービスが始まります。

サービスの基本料金は800円で、15分ごとに500円でレンタルできるようになります。

普及が進む中、各地で相次いでいるのが事故です。

名古屋市ではことし2月、電動キックスケーターによるひき逃げ事件も発生。

全国では去年7月からの半年で、電動キックスケーター関連の事故は85件発生し、86人がけがをしていて、利用者が交通ルールやマナーを守るという意識が重要となっています。

また、安全に利用するためのポイントもあります。

(ゼンリン 宮坂弥志さん)「段差があるところでいけると思っていくと、ひっかかって転倒してしまうことはある」

自転車やバイクに比べてタイヤが小さいため、段差やくぼみなどにハンドルを取られて転倒したり、バランスも不安定なため、急なハンドル操作で体が投げ出される恐れがあります。

(ゼンリン 宮坂弥志さん)「段差などではかなり走行が乱れる可能性がある。下り坂やカーブでは減速をして走行してほしい」

道内でも普及が見込まれる電動キックスケーター。

交通ルールを守り、車両の特性を理解して安全に利用することが大切です。

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