自転車ヘルメットの着用率 北海道は10%超えるも依然として“全国平均以下” 警察庁が調査
自転車に乗る人のヘルメット着用に関する調査結果が公表されました。
北海道内は着用率が10%を超えましたが、依然として全国平均を下回っています。
この調査は2024年7月1日~19日の平日に実施され、駐輪場が整備された駅や商店街などの周辺で、計5万2618人を対象に全国の警察が調べました。
最も着用率が高かったのは愛媛県で69.3%、次いで大分県の48.3%、群馬県で40.4%などとなっています。
一方、着用率が最も低かったのは大阪府で5.5%、次いで千葉県で6.5%、兵庫県で7.7%でした。
北海道は10.3%と、前年と比べて3.9ポイント上昇しましたが、全国平均の17.0%を下回り、低い水準にとどまりました。
ヘルメットの着用は努力義務となっていますが、着用しない場合、事故の致死率が2倍近くになるということで、警察は引き続きヘルメット着用を呼び掛けていくことにしています。