障害理由に認められていたのに…生活保護受給者の自動車使用を制限 江別市の指導撤回求め訴え
北海道江別市に住む生活保護受給者の女性が、障害を理由に認められていた自動車の使用を、市から制限されたとして、指導指示の撤回などを求めた訴えを起こしました。
2024年6月4日に訴えを起こしたのは、江別市に住む40代の女性です。
訴状などによりますと、女性は筋力が低下していく病気を20代の息子と共に発症していて、障害を理由に生活保護を受けながら自動車の保有を認められてきました。
ところが2023年6月、これまで自動車の用途について制限が無かったなか、市から使用は息子の通院のみとして、買い物など日常の使用は認めらないと、自動車の使用制限などの指導指示を受けました。
これにより女性は日常生活に支障が生じたとして、市に指導指示処分の取り消しを求めています。
江別市はSTVの取材に対して「訴状が届いていないのでコメントは差し控える」とコメントしています。