迅速な救出・消火に期待 新しい放水器具を発表 札幌市消防局が民間企業と共同開発
札幌市消防局は、民間企業と共同で開発した新型の放水器具を発表しました。
逃げ遅れた人の早期救出や火事の早期鎮圧に期待できるということです。
火事が起こった室内から屋外に向けて放水している消防隊員。
札幌市消防局が民間企業と共同で開発した「新しい放水器具」のデモンストレーションです。
長さ180センチ、重さが6.5キロの器具の2か所から放水され、水流により室内の熱や煙を排出することが可能になります。
札幌市消防局によると、従来の消火活動では火事があった室内からの煙や熱の吹き返しが消防隊員の活動の障害となっていました。
札幌市消防局ではこの器具を使い、逃げ遅れた人の迅速な救出や早期の消火につなげていきたいとしています。