北海道のクマ対策はどうだ?有識者が検討会議…国はクマを「指定管理鳥獣」に追加
北海道内で早くもクマの出没が相次ぐなか、有識者らが道のクマ対策を検討する会議が札幌で開かれています。
会議には有識者や各振興局の担当者らが出席し、道のクマ対策について評価と検討を行っています。
道内のクマの個体数は年々増加傾向にあり、2022年末時点では中央値で1万2000頭あまりが生息しているとみられています。
クマの出没は例年3月ごろから増えていて、道南の乙部町では3月に入って10日連続でクマが目撃されています。
会議では国がヒグマを指定管理鳥獣に追加することをうけ、エリアごとの捕獲対策や市町村との連携などについて話し合われました。