北方墓参「年内の再開は困難」 北方領土の元島民らが総会 洋上墓参の方針 北海道
北方領土の元島民らでつくる「千島連盟」が年に一度の総会を開きました。
およそ5年間実施されていない墓参については「年内の再開は困難」との見方を示しました。
札幌市内で開かれた千島連盟の総会には、北方領土の元島民らおよそ90人が参加しました。
現地での墓参は2019年を最後に実施されていませんが、松本理事長は「年度内の再開は難しい」としたうえで、ことしも船の上で手を合わせる洋上慰霊を行いたい考えを示しました。
時期については今後、政府などと調整する方針です。
一方、ロシアは日本側に27日から来月20日までの間、北方領土周辺の海域でのロシア船以外の航行を認めないと通告し、外務省が抗議しています。