道内初「ヤングケアラー支援条例」 苫小牧市
家族の介護や世話を日常的に担う子どもたちいわゆる「ヤングケアラー」の支援に向け苫小牧市で道内初となる支援条例が可決されました。
苫小牧市の「ヤングケアラー支援条例」は、きのう開かれた市議会の本会議で全会一致で可決、成立しました。
支援条例では市が関係機関などと連携し、日常的に家族の介護や世話などを担う18歳未満の子どもたちを地域で見守りながら支えることなどが掲げられています。
(苫小牧市健康こども部 桜田智恵美部長)「ヤングケアラーに気づく、見守る、1人にしないというそういう思いの中でこの条例をつくりあげてきました」
「ヤングケアラー」に特化した支援条例が制定されるのは道内では初めてです。