スマホと連携した自動ドア「ミライロドア」 身体障害者などの通行サポート 道内で初導入 札幌
障害がある人や高齢者などが安全に暮らすための取り組みです。
札幌市身体障害者福祉センターでは、スマートフォンと連携したユニバーサル自動ドア「ミライロドア」を道内で初めて導入しました。
「ミライロドア」は、身体障害者や高齢者などの自動ドア通行を、スマートフォンとの連携によってサポートする、日本初のユニバーサル自動ドアです。
利用者がスマートフォンを持って自動ドアに近づくと、音声による誘導案内やドアの開放時間・開閉速度の自動調整が行われます。
札幌市身体障害者福祉センターでは「ミライロドア」を4月から道内で初めて導入しました。
スマートフォンを接続していない状態と接続した状態を比べてみると、開放時間や開閉速度の違いがわかります。
(札幌市身体障害者福祉協会 浅香博文会長)「安全安心が少しでも図られればより安心してここに来られる人も多くなるのかなと期待している」
札幌市はすべての市民が安心して暮らせるよう、建築物などのバリアフリー化に取り組んでいくということです。