鈴木知事に自見大臣も参加…元島民らが船から先祖を供養「洋上慰霊」船から捧げる祈り
元島民らが船で北方領土に近づき先祖を供養する「洋上慰霊」に鈴木知事が参加し、船上から島に向かって祈りを捧げました。
洋上慰霊はビザなし渡航の中断が続くなか、少しでも元島民らが北方領土に近い場所から先祖を供養するため、おととしから実施されています。
きょう(2024年9月2日)の洋上慰霊には元島民などあわせて76人が参加しました。
船には鈴木知事も乗り、元島民らとともに祭壇に花を手向けました。
( 鈴木知事)「北方領土の1日も早い返還に向け、全国の皆さまと一丸となって返還要求運動に取り組んでまいります」
また、自見・沖縄北方担当大臣も参加し、時折涙ぐみながら元島民の話に耳を傾け、領土問題の解決に向けて全力で取り組むことを誓いました。