個人情報記載の書類を紛失 ウソの説明で市民に再提出を依頼 職員を懲戒処分 北海道釧路市
北海道・釧路市は2025年3月26日、財政部の男性職員(30代)を懲戒処分にしたと発表しました。
職員は2025年1月下旬、市民から個人情報が記載された申請書類を受け取り、処理をしようとした際に紛失した事に気が付きました。
しかし職員は上司に報告せず、申請した市民に「書類を破損した」とウソを言い、再提出を求めたということです。
市民の関係者から問い合わせの連絡があり、事態が発覚しました。
その後、書類は職員の机の周辺から見つかり、個人情報の流出はありません。
釧路市は「個人情報保護の徹底が求められる中、細心の注意を払わず、虚偽の説明をするなど重大な事案。公務員の自覚が欠如した恥ずべき行為で信用を失墜させた」などとして再発防止に努めたいとしています。
最終更新日:2025年3月27日 1:45