宿泊税導入で45億円の税収見込む 鈴木北海道知事が近く正式表明 導入済みの自治体も
第2回定例道議会が開会し、鈴木知事は総額14億円あまりの一般会計補正予算案を提出しました。
道が導入を目指す宿泊税についても論戦が繰り広げられる予定です。
鈴木知事は定例道議会で、総額14億4600万円あまりの一般会計補正予算案を提出しました。
今回の議会では、道が導入を目指している宿泊税についても議論される予定です。
道は宿泊料金に応じて100円から500円を徴収する「段階的定額制」を検討していて、45億円の税収を見込んでいます。
道は、宿泊事業者の負担軽減のために税収の3%を交付するほか、システム改修にかかる費用の半額を補助するなどの案を示しました。
(鈴木知事)「道としての(宿泊税の)考え方については、本日から開会の定例会でさらに議論をしていただきたい」
宿泊税をめぐっては、道とは別に倶知安町がすでに導入、ニセコ町が導入を決めているほか、札幌市や函館市など15の自治体が検討しています。
鈴木知事は近く導入を正式に表明する方針で、早ければ2026年春に運用を始めたい考えです。