県内では週末の除雪作業で事故が相次いでいます。

県が17日に発表した今シーズンの雪による被害状況によりますと、前回14日の発表から、死者は2人増えて12人に、重軽傷者は9人増えて130人となり、合わせて142人の死傷が確認されています。

新たに死亡が発表されたのは魚沼市の60 代男性と、湯沢町・80 代女性です。

県によりますと魚沼市の60 代男性は15 日、橋の除雪作業中に、雪庇とともに下の河川へ落下したとみられています。

また湯沢町の80 代女性は15日、屋根の上で心肺停止状態で倒れていたということです。屋根の除雪作業をしていたとみられます。

県は、除雪作業中の事故を防止するために、「一人でしない」「無理しない」「落雪・転落　気をつけて」の注意点を示し、「やむをえず1人で作業する場合は、家族や隣近所に声を掛ける」と呼びかけています。