【地震】建物全壊や道路の陥没など被害明らかに 断水も続く 地震から一夜 《新潟》
長岡市で震度6弱などを観測した地震から一夜明け、道路の陥没など県内各地の被害が明らかになりました。
1日午後4時10分ごろ石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生。石川県能登地方で震度7、県内でも長岡市で震度6弱、広い範囲で震度5弱を観測。一時、県内全域に津波警報が発表されました。
地震から一夜明け、被害の状況が見えてきました。新潟市内では建物の全壊が2棟、半壊が4棟などあわせて38棟で被害が確認されています。新潟市は公的な支援を受けるのに必要な罹災証明書の発行の受け付けを2日始めました。
また、西区を中心に道路の陥没など液状化とみられる被害が相次いでいます。さらに、水道管の破裂などの影響で市内の386戸で断水が続いています。
西区では水道管から水が漏れ出し、一部の地域で断水や水が濁る被害があるとしてあわせて9か所に給水所を開設しています。
女性
「飲み水にもまず困るわけでしょ。店に買いにいけばあるのかどうか」
県内を走る上越新幹線、北陸新幹線は2日午後、全線で運転を再開。高速道路はすべての区間で通行止めが解除されました。県のまとめによりますと今回の地震により県内では21人がケガをしています。