原発事故時の避難路 県とエネ庁が協議 整備に向けて年度内にも調査へ 《新潟》
原発事故が起こったときの避難路について29日、県と資源エネルギー庁が協議し、整備に向け、年度内にも調査が始まることになりました。
避難路は柏崎刈羽原発から新潟や上越など6方向に想定され、県が国に整備を求めています。29日行われた協議では高速道路へのインターチェンジ2か所の追加や、橋の耐震化15か所など整備の内容が合意されました。県は地元負担がないことも求めていて、整備は国費で行われます。
〈資源エネルギー庁 村瀬佳史長官〉
「できるだけ早く具体的に事業を進めていくという姿勢で取り組んでいきたい」
〈笠鳥公一副知事〉
「調査に着手するための予算についても(国から)措置をしていただける」
避難路の整備に向けた調査が年度内にも始まる見込みです。
最終更新日:2025年1月30日 12:29