【地震】新潟県内で15人がケガなどで搬送 上越新幹線は一部区間で運転見合わせ(2日午前0時30分現在)
新潟県内では2日午前0時30分現在も沿岸部に津波警報が発表されています。
また、15人がケガなどで病院に搬送されています。
1日午後4時すぎの地震で新潟県内では長岡市で震度6弱、広い範囲で震度5弱などを観測しました。
これまでに県内全体で15人がケガや体調不良を訴えています。
また、気象庁は午後4時12分、県内の全域に津波警報を発表。
柏崎市で0.4メートル、新潟市と佐渡市で0.3メートルの津波を観測しました。
一方、東京電力によりますとすべての原子炉が止まっている柏崎刈羽原発では地震の揺れで燃料プールの水があふれているのが確認されました。
現時点で、外部への放射能の影響はないということです。
上越新幹線は一部区間で最終まで運転を見合わせました。
JRの在来線は線路上で緊急停止。
JRの職員が安全確認をした後、近くの階段を使って車内にいた乗客を外へと誘導していました。
<乗客は>
「橋だったので、すごく横揺れ・・ガタガタと」
「こわかったです。急な地震だったので」
新潟市内では広い範囲で液状化とみられる現象が発生し、道路が陥没するなどの被害が出ています。
<車の持ち主>
「駐車場が陥没し始めたのでこれはいったい何事なんだろうと水がわいてきたもので車から降りた」
新潟県は新潟市や長岡市など14の市や町に災害救助法を適用すると発表しています。
<花角知事>
「震度6弱を確認した市町村を中心に大きな被害が発生している可能性があります。被災された方々の救助・救援をはじめ本災害による被害に対して全社をあげて対応してください」
県は今後大きな揺れが発生する可能性もあるとして倒壊しそうな建物やブロック塀には近づかないよう呼びかけています。
更新:2日午前2時13分