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雪で配管が破損か 貯油タンクから灯油が漏えい 事業所の敷地で2800リットルが流出 県がオイルフェンス設置《新潟・妙高》

2025年2月14日 21:05
雪で配管が破損か 貯油タンクから灯油が漏えい 事業所の敷地で2800リットルが流出 県がオイルフェンス設置《新潟・妙高》
新潟県庁

妙高市で13日、事業者の貯油タンクから誤って灯油2800リットルが漏えいしたことがわかりました。

14日現在、灯油の漏えいは止まっているということですが、付近の矢代川につながる農業排水路に油膜が見つかり、県は矢代川と農業排水路の合流点にオイルフェンスを設置しています。

県によりますと灯油の漏えいがあったのは妙高市四ツ屋の製造業の事業所の貯油タンクです。13日、タンクから事業所に伸びる配管で、破損が見つかったということです。積雪で配管が破損したとみられています。

12日に事業者がタンクに3000リットルの灯油を給油し、その後、200リットルを使用していましたが、13日に事業者がタンクが空になっているのを発見し、夕方、妙高市へ通報したということです。

13日に県や関係機関が現地を確認したところ、灯油は事業者の敷地内で流出していて、敷地外への流出は確認されていませんでしたが、14日、付近の矢代川につながる農業排水路に油膜が見つかったため、県が下流への流出防止のためオイルフェンスを設置しました。

県によると矢代川での水道取水はなく、この時期は農業取水もないということです。14日時点で、住民などから被害の連絡はないということです。

県は事業者に対し、漏えい箇所の特定や再発防止を指示したということです。

最終更新日:2025年2月14日 21:06
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