出荷量は日本一 “県の花”として知られる「チューリップ」 切り花の出荷が最盛期 《新潟》
早くも春の便りです。新潟市南区などではチューリップの切り花の出荷が最盛期を迎えています。
うっすらと色づいたつぼみからは春の息吹が感じられます。いま出荷が最盛期を迎えているチューリップです。県の花として知られ、切り花の出荷量は新潟県が日本一を誇ります。新潟市南区などJA新潟かがやき管内では年間500万本、150品種を生産し全国に出荷しています。
(リポート)
「硬いつぼみの状態で出荷されるチューリップ。手元に届くころには花が開いてくるということで、寒さで強張った体もほどけていくようです」
ことしは年明けから日差しが届き出来が良いということです。
〈かがやき切花部会 荒井勝利 専門部長〉
「買われた段階でまだ緑のチューリップの場合は暖かい部屋に1回置いてもらって、少し色を出してから涼しい場所、玄関とかお仏壇の辺りとかに飾っていただければとても長持ちすると思います」
1月31日は語呂合わせで「愛妻の日」で、「チューリップを贈る日」でもあるということで、生産者は感謝を伝える機会にしてほしいと話していました。