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豚熱確認の養豚場 約500頭の処分完了【新潟・新発田市】

2024年8月17日 10:42
豚熱確認の養豚場 約500頭の処分完了【新潟・新発田市】

新潟県新発田市の養豚場で豚熱が確認されたことを受け、県は防疫措置を進めていましたが、17日午前8時、約500頭の処分が完了したと発表しました。これまでに異常は確認されていません。

県によると13日、新発田市の養豚場から「7日から13日にかけて子豚12頭が死んだ」と連絡があり、県や国の検査の結果、14日に豚熱への感染が確認されました。

豚熱が確認された養豚場では15日から飼育されているすべての豚、約500頭の殺処分を行う防疫措置が始まり、県によると17日午前8時に完了したということです。

防疫措置の間、異常は見られず、エサなどの汚染物品の処理や農場の消毒なども行ったということです。

豚熱は豚やイノシシが感染する病気で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。新潟県内の養豚場で確認されたのは今回が初めてです。

県は「豚熱は人に感染することはない。感染した豚の肉が市場に出回ることはなく、仮に豚熱に感染した豚の肉や内臓を食べても人体に影響はない」としています。

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