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2月15日開幕戦 アルビレックス新潟 「新潟史上最高」へ 今季注目選手は《新潟》

2025年2月14日 19:31
2月15日開幕戦 アルビレックス新潟 「新潟史上最高」へ 今季注目選手は《新潟》

2月15日、開幕戦を戦うサッカー明治安田J1、アルビレックス新潟。
「新潟史上最高」を目標に掲げた今シーズン。どのような戦いを見せてくれるのでしょうか。キャンプの取材を通してチームに変化をもたらす「攻守のキーマン」に注目します。

5週間にわたり宮崎県、高知県でキャンプを続けてきたアルビレックス新潟。今シーズンから指揮をとる樹森大介監督が掲げる目標は……「新潟史上最高へ」。

チームに変化をもたらす攻撃のキーマンの1人がMF宮本英治選手。今シーズンは副キャプテンを任され、名実ともにチームを引っ張る存在です。

【アルビレックス新潟 宮本英治選手】
「去年にあったものも、もちろんベースにあるし。それプラスアルファでもっとシンプルに攻撃してもいい。よりアグレッシブで、強度というところでは、自分の強みが出せるんじゃないかなと思うので、ボールの奪い合いであったり攻撃では前に出ていくであったり、スピード感であったり注目してほしいですね」

パスをつなぎ、ていねいにボールを保持するこれまでのスタイルに加えて、より攻撃の人数を増やし、チームだけでなく個人でも打開を試みる……樹森監督が目指すサッカーです。

【アルビレックス新潟 樹森大介監督】
「後ろだけじゃなくて、前にも人数をかけているので、自然とゴール前の人数は増えてくるかと思います」
「最後のゴール前のところは、仕掛ける回数とか、チームだけでなく個でも仕掛けることを要求しているので、そういったところに選手は取り組んでくれています」

その中心を担うのが攻守の要となるボランチの宮本選手です。

    ◇
昨シーズン、アクロバティックなプレーで8月にはリーグの月間ベストゴールを受賞しました。

「新潟史上最高」を達成するため、今シーズンは華麗なプレーだけではなく結果につながるプレーを目指しています。

【アルビレックス新潟 宮本英治選手】
「きれいなゴールばかりどうしても狙ってしまうんですけど、相手がいてもシュートを打つことによって相手にあたって変化して、ゴールに吸い込まれるシーンもあるので、シュートは打っていくべきだと思います」

「去年は1ゴール1アシストで終わったので、10ポイントくらいはとれるように。5ゴール5アシストとか。その目標に今年も再チャレンジして、その目標に近づけるように頑張っていきたいと思います」

昨シーズンは終盤までJ1残留を争い、最終的には20チーム中16位……苦しいシーズンとなりました。

要因のひとつが「失点数」。38試合で59失点はJ2に降格したチームに次ぐ失点の多さ。前のシーズンよりも19失点増えるなど守備面の課題が浮き彫りになりました。

   ◇

今年のキャンプ。その守備に変化を加える練習がみられました。失点数を減らすため、吉本岳史コーチが強調するのは、ボールを奪いきる攻撃的な守備です。

【アルビレックス新潟 吉本岳史コーチ】
「常に攻撃的に、攻撃だけでなく守備も行うところを見せていけたらなと」

Q攻撃的な守備とは?
「我々から仕掛けていく守備であったり、ボールを奪いきる守備が攻撃的。常に守るじゃなくて、攻めの気持ちを持ちながらもしていくのが、攻撃的な守備と思っています」

例えば、昨シーズンは、相手との距離を詰めてもボールを奪いきれないシーンが多く見られました。

守備から攻撃へとつなげるためボールを奪い切る……チームの進化のカギとなります。

その守備の面でキーマンとなるのが加入2年目、ミッドフィルダーの長谷川元希選手。昨シーズンは、リーグ戦33試合に出場したものの思うような結果を残せませんでした。得点はもちろんのこと、今シーズンは守備面でプレーを変えようと意気込んでいます。

【アルビレックス新潟 長谷川元希選手】
「プレスの部分は、去年にないものが出てきているのでは。まずはいっぱい走るというところと、ボールをとり切るではないですけど、ある程度チームに与えられるところは前からのプレッシャーであるので」
「僕のポジション的にもとり切るというのは、とても難しいポジションではあるので、自分がそこの強度を増すことで、次の相手にプレッシャーをかける選手が必ず奪えると思ってますので、相手がいい状態で持たないようにというところは意識して」

進化を誓う長谷川選手。昨シーズンはボールを持つ相手に対して、距離を詰めずに構えるシーンが目立ちました。

しかし、今年のキャンプ。目指すプレーが垣間見えたシーンがありました。J2・いわきとの練習試合。相手がパスを受けた瞬間に素早いプレス。ボールを奪い切り、すぐに攻撃につなげると相手がたまらずファール。チームが目指す「寄せてから奪う」プレーでした。

今シーズンの背番号は司令塔として活躍した甲府で背負っていた「41」。活躍を誓い、2年目のシーズンに臨みます。

【アルビレックス新潟 長谷川元希選手】
「なかなか雪でホーム新潟に帰れないですけど、アウェー3連戦で3連勝を目指しみんな意識高くやってますし、僕もですけどチームもいい準備をしてやっていきたいと思います」

チームに変化をもたらし「新潟史上最高」へ……。

新生アルビの初陣は15日、アウェーで横浜F・マリノスと対戦します。

最終更新日:2025年2月14日 19:31
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