原爆の記憶を伝える 「新潟と原爆」特別展 新潟市役所で9日まで開催
第二次世界大戦で日本に原子爆弾が投下されてからまもなく79年を迎えます。新潟市では原爆の記憶を伝える特別展が8月2日から始まりました。
新潟市役所で開かれている「新潟と原爆」特別展。
被爆者の証言をもとに広島の高校生が描いた作品や長崎に落とされた原爆の模型などが展示されています。
1945年8月、世界で初めて広島に、そして長崎に原子爆弾が投下されました。
当初、新潟も原爆の投下目標都市として計画されていましたが、戦後79年となり当時を知る人が減っています。
記憶の風化を防ぎ、改めて原爆の悲惨さを知ってもらおうと、今回、初めて特別展が企画されました。
〈訪れた人〉
「このような悲惨なことは後の世代にも永遠に伝えていかなければいけない」
〈「新潟と原爆」特別展 赤井純治 実行委員長〉
「今世界で世界で戦争が起きていますが核兵器はなくそうと思えばなくせる。ぜひそれを実現するための発信を新潟からやっていく」
特別展は8月9日まで開かれています。