旧新潟三越の跡地に複合ビルを建設する再開発事業をめぐって完成予定が2029年から遅れることが分かりました。

再開発を計画する準備組合は12日、新潟市役所を訪れ、中原市長に事業の遅れを報告しました。

旧新潟三越の跡地には商業施設やマンションが入る地上37階建ての複合ビルの建設が計画されています。

当初は2029年の完成を目指していましたが、人手不足などの影響で施工業者が決まらず、完成時期が未定となっているということです。

〈新潟市　中原八一市長〉
「スケジュールの遅れは非常に残念なところですが、現在の建設業界の現状を鑑みますと致し方ない」

新潟市は本年度計上した再開発事業の補助金、約7億円3000万円を全額減額する方針です。