まもなく全テナント退去の「西堀ローサ」 5月から地下駐車場の利用休止へ 老朽化で“大規模な耐震改修が必要” 《新潟市》
3月末で全てのテナントが退去する新潟市・古町地区の地下街、西堀ローサ。市は地下の駐車場についても5月から利用を休止することを明らかにしました。
2月18日に開かれた新潟市議会の全員協議会。西堀ローサと地下駐車場について中原市長は次のように報告しました。
〈新潟市 中原八一市長〉
「昭和51年の竣工から50年近くが経っており今後も安全に利用するためには設備の大規模な耐震改修・更新が必要」
全長330メートル、新潟市・古町地区の地下商店街「西堀ローサ」。運営会社の経営不振などを理由に3月末までに全てのテナントが退去することが決まっています。さらに、ひとつ下のフロアにある地下駐車場も含めて老朽化から大規模な改修が必要であるとしてことし5月1日から当面の間、駐車場の利用を休止すると発表しました。西堀ローサの通路部分は老朽化の影響が少ないことから引き続き、通行できるということです。
〈新潟市 中原八一市長〉
「古町エリアの魅力を将来に継承していくため、引き続き西堀地下施設の開発について市として検討を進めてまいりたい」