「パレスチナ・ガザ地区の女性医師」かたる人物にだまされる 大分市の男性1250万円のロマンス詐欺被害
大分市の60代の男性が1250万円をだまし取られるロマンス詐欺の被害にあったことが分かりました。
警察によりますと、男性はことし8月、SNSを通じてパレスチナ・ガザ地区の女性医師を名乗る人物と知り合い、「10月に日本に帰る予定だが、頼れる人がいない。荷物を受け取って欲しい」「税関を通す際に手数料がかかる」「かかった費用は全て返還する」などと言われました。
この依頼を承諾後、配送会社を名乗るアカウントから「荷物を誤って他の国に送ってしまったので追加で手数料がかかる」などと言われ、その話を信じた男性は、指定された口座に11回にわたって計1250万円を振り込んで、だまし取られたということです。
県警によりますと、SNS型ロマンス詐欺の被害は県内でことし、25日までに107件発生し被害額はおよそ7億4200万円に上っています。
最終更新日:2024年9月26日 19:16