【最強寒波】6日にかけて「警報級」大雪の恐れ 水道管の凍結に注意を 防寒グッズはすでに品薄 大分
この冬一番の強い寒気の影響で大分県内では6日午前中にかけて平地でも大雪となる恐れがあります。4日、県内は雪が降り続き視界が不良となった影響で車が畑に転落する事故も発生しました。
今後も気温が低い状態は続く見込みで水道管の凍結などに注意が必要です。
大分地方気象台によりますと九州北部の上空にこの冬1番の強い寒気が流れ込んでいて、4日朝は北部や西部の山地を中心に積雪がみられました。
雪による視界不良が原因とみられる事故も発生。警察などによりますと日田市大山町では午前7時ごろ、車が道路からおよそ7メートル下の畑に転落し、運転していた20代の女性が病院に搬送されましたが、けがはないということです。
◆TOS梅田雄一郎記者
「湯布院の湯の坪街道に来ています。この時間でも地面に雪は残ったままとなっていて、建物の陰になっている場所は凍ってしまっているため道を歩く人も慎重に歩いています」
◆京都から訪れた人
「京都より寒いです。これだけの雪久しぶりに見ました」
◆岐阜から訪れた人
「心配です、明日の帰りが心配です。飛行機が飛ぶかどうか心配」
現在、県の北部と西部、そして中部の一部に大雪注意報が発表されていて、県内では6日にかけて平地・山地ともに警報級の大雪となる恐れがあります。
5日の午後6時までの24時間に降る雪の量は北部と西部の山地で15センチ平地で10センチ中部の山地で10センチ平地で5センチなどと予想されています。
注意が必要なのが水道管の凍結です。中津市では午後、雪の降る中、広報車を出して早めの対策を呼びかけていました。
少量の水を蛇口から流しておくと凍結を予防出来るということです。
◆TOS鹿島佑里記者
「こちらのホームセンターでは年明け以降、隙間用テープや断熱シートといった防寒グッズが大幅に売り上げを伸ばしている」
4日も寒波にあわせて断熱シートを手に取る人の姿が見られました。
◆買い物客
「大変寒いような予報だったので思い立ってきたんですけど、対策しておけば無難だろうと」
こちらの店舗では寒さ対策に関連する商品の売り上げが例年に比べ15%以上も上がっているということです。中でも水道管に巻いて保温するパイプカバーが人気だといいます。
◆グッデイ下郡店 吉田瑛紀さん
「水道管が凍結すると蛇口が止まったり破裂したりなどの損害が起きてしまうので、そちらをつけることで凍結を防止して破裂などを防ぐことができる」
その一方で、1月の寒波以降供給が追い付かず多くの商品が品薄状態に。
◆グッデイ下郡店 吉田瑛紀さん
「防寒グッズはすぐに売り切れてしまう。早めの対策が必要になるので早めの購入を検討ください」