7月、大分県宇佐市の図書館で展示されていた教科書126冊が無くなっていた問題で市はその大半が返却されたと発表しました。

宇佐市教委によりますと、7月2日職員が市民図書館に展示していた教科書を撤去しようとしたところ教科書126冊が無くなっていました。

いずれも来年度、小中学校で使用する候補の教科書で市民に紹介するため図書館の1階ロビーで展示されていました。

市教委が警察に相談するなどしていましたが会見を開いた翌日、1人から図書館に申し出があり107冊が返却されたということです。

同じ場所では5月末まで不要になった本を持ち帰れるイベントが行われていて持ち去った人はそのイベントと勘違いしたということです。
残る19冊についても市教委は心当たりがある人は連絡するよう呼び掛けています。