納棺体験など “死をより身近に” デスカフェ開催「死を勉強すると生きている今がより輝く」
みなさん「デスカフェ」と聞いて何をイメージしますか?デスカフェとは「死」について少人数で気軽に語り合うイベントでスイスが発祥とされています。
そんなデスカフェが4日大分県大分市で開かれました。
人生をどう終えたいか考え、家族や周りの人との繋がりを見つめ直そうと行われる「デスカフェ」。
県内の団体が3年前から大分市内を中心に開催していて今回で20回目です。
4日は事前に応募するなどした市民8人が参加しました。
イベントのメインは棺の中に入る納棺体験。死をより身近に感じてもらうことが目的で参加者も目をつぶってその雰囲気を感じていました。
◆TOS刀祢優月アナウンサー
「私が今いるのは実際に使われる棺桶の中です。 このイベントでは自分が亡くなった後の世界をリアルに想像できます」
◆デスカフェを体験した人は
「ちょっと涙も出てしまったが話してみて楽になったのは確か」
「ここまで本音を語ったのは初めてじゃないですかね」
主催者は「死を勉強すると生きている今がより輝くので今後も開催するデスカフェに気軽に参加して欲しい」と話しています。