手足口病やマイコプラズマ肺炎など感染症の流行続く 新型コロナは「落ち着きつつある」大分
大分県内の感染症の最新の状況が発表されました。手足口病やマイコプラズマ肺炎など子供がかかることの多い感染症の流行が続いています。
県によりますと9月8日までの1週間に県内36の医療機関から手足口病の感染者が102人報告されています。
1医療機関あたりの感染者数は2.83人で前の週に比べわずかに減少しているものの依然として警戒が必要です。
保健所別では、東部が4.57人で最も多く、次いで北部が4.33人西部が2.33人などとなっています。
また、マイコプラズマ肺炎は12人の感染が報告されました。
1医療機関あたりの感染者数は1.09人で、こちらも前の週に比べわずかに減少しているものの流行が続いています。
一方、新型コロナは県内58の医療機関から197人の感染者が報告されています。1医療機関あたりの感染者数は3.40人となっていて「感染状況は落ち着きつつある」ということです。
県はこれらの感染症について「せっけんを使った手洗いや場面に応じてマスクを着用するなど引き続き対策をしてほしい」と呼び掛けています。