厳しい暑さ… 熱中症での死者も 商業施設では「涼を感じられる商品が人気」 大分
26日の大分県内も、日田市で37.3度を観測するなど厳しい暑さとなりました。
商業施設では暑さをしのぐためのグッズが去年の2倍以上の売れ行きを見せているところもありました。
◆TOS児玉直輝記者
「時刻は午前10時、JR大分駅前に来ている。朝から厳しい日差しが降り注いでいてうだるような暑さを感じる」
県内は26日も各地で気温が上がり、最高気温は日田で37.3大分で35.3度、中津で35度など各地で厳しい暑さとなりました。
県内では今週、大分市と由布市で高齢者あわせて2人が熱中症で亡くなっています。
引き続き熱中症に警戒してください。
厳しい暑さが続く中、日傘などは男性人気も高まっていて売り上げが伸びているという店も。
◆イオンパークプレイス大分店 森田忠義店長
「今年は猛暑なので、少しでも涼を感じられる商品が大変人気となっている」
大分市のこちらの商業施設では、日傘や手持ち出来る扇風機の売り上げは2023年に比べておよそ2倍の売れ行きに。
また、腕を布で隠して日焼けを防ぐ商品も人気で、ひんやりする素材を使用したものなど10種類が販売されています。
ところで、こちらの商業施設を運営するグループでは冷房の効いた各店舗を暑さからの避難場所として開放していて、買い物目的でなくてもベンチなどに座って涼をとることができます。
◆イオンパークプレイス大分店 森田忠義店長
「イオンでは店内の施設を一般のお客様に開放して涼みどころとして提供している。館内の涼しい環境の中でゆったりとソファーに座った りして過ごしてもらえれば」
大分市でも「涼みどころ」として保健所などの公共施設やスーパーなど109か所を指定しています。
これらの施設は熱中症警戒アラートが発表された時に開放されます。
大分市内中心部では荷揚複合公共施設やコンパルホール。そのほか、トキハインダストリーや郵便局なども涼みどころに指定されています。
こうした場所もうまく活用することで猛暑の夏を乗り切りましょう。