「不審者に声をかける時は穏やかに、一定の距離をとる」鉄道テロ想定訓練 JR職員や警察など約50人参加
JRの職員などが夏の繁忙期を前に不審者や鉄道テロに対応するための訓練を行いました。
◆不審者役
「しゃあしいわ」
◆JR職員
「お客様から心配の声が上がっているので…(不審者役が刃物取り出す)落ち着いてください。みなさん逃げてください」
JR九州大分支社で行われた訓練にはJRの職員や警察などおよそ50人が参加しました。
訓練は駅のホームで寝ていた不審者を職員が発見し声を掛けたところ、刃物を持って暴れだしたという想定で行われました。
参加した人たちは不審者に声をかける時は穏やかに、一定の距離をとって話すことや、さすまたの使い方について学んでいました。
JRでは「実践的な訓練を継続して行い利用客や社員の安全確保に努めたい」と話しています。