JAおおいた 会長を続ける壁村雄吉氏の職務停止を求める仮処分を申請
次の役員体制が決まらない状態が続くJAおおいたで、役員を選ぶ推薦会議のメンバーが、実質的に会長を続けている壁村雄吉氏の職務停止を求める仮処分申請を大分地裁に申し立てていたことがわかりました。
JAおおいたの経営方針などを決める経営管理委員会の委員は6月末に任期を迎えています。
しかし、6月の総代会で体制案が提出されず、異例の先送りとなり、任期満了後も壁村雄吉氏が実質的に会長を続けています。
このため、経営管理委員会の候補者を決める推薦会議のメンバー6人が、「資格のない役員によって組合が運営され、社会的信用を失う恐れがある」などとして7月18日付けで壁村氏の職務停止を求める仮処分申請を大分地裁に申し立てていたことがわかりました。
壁村氏は2024年3月、改選の際、日田地区の地域枠で落選し、全域枠での選出を目指していましたが、結論は出ていません。
壁村氏はTOSの取材に対し「申立書の中身を見ていないのでコメントできない」と話しています。