4年前の豪雨で流失した温泉街の橋が復旧工事完了 日田市天瀬に再び橋が架かる 大分
4年前の豪雨で被災した日田市の温泉街にかかる橋の復旧工事が完了し、28日、記念の式典が行われました。
日田市天瀬町では2020年7月の豪雨で市内を流れる玖珠川が氾濫し、新天瀬橋は川の水で流失しました。
市では、事業費約6億円をかけて新天瀬橋の復旧工事を2022年度から進めていて、7月に完成しました。
新しい橋は長さ67.2メートルで、4年前と同じ規模の雨が降った場合でも流失しないように橋桁を約60センチ高くしています。
28日は地元住民など約200人が参加して完成を記念する式典が開催され、日田市の椋野市長が「地域の皆様や温泉街を訪れる人に、交流をつむぐ架け橋となってほしい」とあいさつしました。
◆地元の住民
「往来にとても都合がよくなりました。いろんな方との交流もできるし」
豪雨災害から4年…。
温泉街では復興への歩みが着実に進んでいます。