全国初 県内の119番通報を一括して受け付け「おおいた消防指令センター」本格運用開始 大分
大分県内の119番通報を一括して受ける「おおいた消防指令センター」の本格的な運用開始にあわせ、1日、記念の式典が開かれました。
「おおいた消防指令センター」は2024年4月に開業した大分市の荷揚複合公共施設内に設けられています。
本格的な運用開始となる1日、県内各地の消防本部の関係者などが出席して記念の式典が開かれました。
センターでは県内すべての119番通報を一括して受け付けます。
こうした取り組みは全国で初めてとなり、効率的な人員の配置や経費削減、災害時の迅速な対応などが期待できるということです。
◆おおいた消防指令センター古澤雄一センター長
「より多くの災害に対応できるように、私たち職員も努力していかなけらばならないし、色んな事案を通して学んでいくことが多いと思う」
一方、大分市では1日から「救急車を呼ぶべきかどうか」などの電話相談ができる窓口を開設しました。
電話番号は「♯7119」で看護師などからアドバイスを無料で受けられます。
受付時間は平日と土曜日は午後7時から翌朝8時まで、日曜日と祝日は午前8時から翌朝8時までとなっています。