小中学生を対象とした体力や運動能力などの全国一斉の調査で大分県は中学2年生の男子が初めて全国1位となりました。

この調査は全国の小学5年生と中学2年生を対象に国が毎年行っているものです。
握力や50メートル走などあわせて8項目の実技の調査が行われました。

その結果、中学2年生の男子は大分県の合計点が初めて全国1位になりました。
また、小学5年生男子は全国2位に。
そして、小学5年生女子は6位、中学2年生女子は4位と全ての対象学年で大分県が全国上位となりました。
なお、九州・沖縄8県の中では全ての対象学年で1位となっています。

調査ではアンケートも行われましたが、運動を「好き」もしくは「やや好き」と回答した児童生徒の割合も全国平均を上回っていました。

要因について、県教育委員会は運動の苦手な児童生徒のため、授業の改善に取り組んできた結果などと分析しています。

その一方、子供の運動の実施時間は減少傾向となっていて、今後の課題としては学校や家庭、地域が連携した取り組みの充実を挙げています。