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立憲民主党の代表選挙 県内国会議員の支持割れる 今月23日に投開票

2024年9月9日 20:39
立憲民主党の代表選挙 県内国会議員の支持割れる 今月23日に投開票

7日、立憲民主党の代表選挙が告示され、4人が立候補しました。

県関係の国会議員5人のうち、3人はそれぞれ違う候補の推薦人になっていて、支持が割れています。

野党第1党で、政権交代を狙う立憲民主党の代表選挙。立候補したのは、野田佳彦・元総理大臣と枝野幸男・前代表、泉健太・代表と吉田晴美・衆院議員の4人です。

野田佳彦・元首相
「次は内閣総理大臣になるかもしれない。厳しい決断含めてね。厳しい判断を積み重ねてきた経験があります。その重圧と孤独に耐えてきました」

枝野幸男・前代表
「危機に強いというふうに自負していますひとつは東日本大震災のときの官房長官、そして、希望の党騒動、どちらも大変な危機に対して対応することができた」

泉健太・代表
「最も厳しい党勢の中からの3年間を担わせていただいて、 政権交代前夜と言っていただけるまで、この党を持ってこさせていただいて、私はそういう党をつくることができた」

吉田晴美・衆院議員
「リーダーに必要なことは、全ての政策に精通することでは、私はないと思っています。私は等身大で背伸びをしませんが、決断力、そして人を見る目はあるのではないかと」

衆議院・比例で長野3区の神津健議員は、野田元総理の推薦人に名を連ねています。

野田元首相の推薦人神津健 衆院議員
「野田元首相は野党をまとめ上げる人格者だと思っています野田元首相がリーダーシップをとることによって他の野党もついてきて政権交代により近づいていくと」

衆議院・長野2区選出の下条みつ議員は枝野前代表の推薦人になっています。

枝野前代表の推薦人下条みつ 衆院議員
「枝野さんは非常に知名度が高い(過去)1人で立憲をやってきた「知名度の部分で圧倒的に泉さんはないと思います。中間層を含めた減税を枝野さんが言っているので僕はそこは政策が近いなと思います」

参議院・県区の杉尾秀哉議員は、泉代表の推薦人になりました。

泉代表の推薦人 杉尾秀哉 参院議員
「泉さんはなんだかんだ言って一番若いので候補の中でやっぱり若手の意見という意味で泉さんと。それから、現職の代表が手を挙げているのに推薦人が集まらなくて出られないのは、ちょっと党としていかがなものかとそんな思いもあって」

衆議院・比例で長野1区の篠原孝議員は支持について明言しませんが、唯一の女性候補吉田議員に期待を寄せています。

支持を明言せず 篠原孝 衆院議員
「3人の代表経験者じゃない人に出てほしかったから。吉田晴美さんが立候補できるようになったのでハラハラしながら討論会のテレビを見たりして応援していました。ですけれども、誰に投票するかは明らかかもしれませんけどそれは言わないと」

参議院・県区の羽田次郎議員は代表選の選挙管理委員を務めているため、支持を明らかにしていません。

支持を明言せず羽田次郎 参院議員
「候補者の皆さんの議論を聞くのは誰よりも聞いていると思いますので」「(投開票の)23日まで日がありますのでその間皆さんのご意見を伺ったうえで決めたいなと考えています」

立憲民主党の代表選挙は国会議員と次の衆院選・参院選の公認候補予定者、それに党員などによる投票で決まります。

衆議院・長野5区に立候補予定の新人福田淳太さんは、まだ支持する人は決まっていないと言います。

福田さん
「いま本当に熟慮に熟慮を重ねているところでございます。人口減少対策少子化対策 賃上げ、政権与党との対立軸をしっかりと示していただける方が望ましいと考えています」

県連の代表でもある杉尾秀哉 議員。次の党の代表にふさわしいと考える人物像については。

立憲民主党県連 杉尾秀哉代表
「僕らは政権を取りに行かなければいけないので今の自民党はなぜだめなのかということをはっきりと言える人それからじゃあわれわれはどうするんだという明確なビジョンを国民に説明できる人」+「自民党を何が何でも倒すんだという気迫それが必要条件だと思っています」

立憲民主党の代表選挙は、今月23日に投開票が行われます。

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