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各地で夏祭り 「長野びんずる」熱気!門前町「松本ぼんぼん」22年ぶりパルコ連「街に感謝」 

2024年8月5日 19:57
各地で夏祭り 「長野びんずる」熱気!門前町「松本ぼんぼん」22年ぶりパルコ連「街に感謝」 

県内各地で夏祭りが開かれました。厳しい暑さを吹き飛ばすかのように大勢の人たちが掛け声とともに踊りを楽しみました。

■「長野びんずる」
今年で54回目となる長野市の夏の風物詩、「長野びんずる」。

100を超える連に、5300人以上が集い、参加者は、去年の「およそ1.4倍」となりました。

こちらは、長野日大連。15年ぶり2回目の夏の甲子園出場に沸く生徒たちも…。

女子生徒は
「(長野大会の)準々決勝から見てます。現地で。もうちょっと行けるもうちょっと行けます。パワーパワーもうちょっとほしい!」

できるだけ大勢の人と祭りを盛り上げたいと、飛び入り参加を認めた今年の事務局。

スローガンは「躍らされるな、自らが踊れ」で、漢字にこだわりました。

長野びんずる実行委員会事務局 日下部 好治 事務局長
「最初の躍るという字は心躍るというときに使われる漢字で、最後の自らが踊れの踊れは体の部分を表す踊れとなっています。小さいうちからこういうお祭りに参加していただいて将来、このお祭りを引っ張っていく、そんな人になってほしいなと思います」

真夏の門前町が、熱気に包まれました。

■「松本ぼんぼん」
こちらは今年50回目の節目を迎えた「松本ぼんぼん」。

128連、およそ7000人と去年の「およそ1.2倍」の参加者が踊りました。

「パールーコ、パール―コ!」

このうち、22年ぶりに参加したのが来年2月末に閉店する「松本パルコ」です。テナントスタッフの伊藤季巳可さんが松本の街に感謝の気持ちを伝えたいと参加を提案。

かつて働いていた社員やスタッフも含めて70人以上が集まり、練習を重ねてきました。

トミーヒルフィガー店長 伊藤季巳可さん
「パルコ連でまつぼんに出るのが夢だったので。松本の皆さまに感謝の気持ちを伝えながら私たち自身が楽しく踊れたらなと思います」

揃いのTシャツを着て、笑顔で街を盛り上げたパルコ連。

22年前松本パルコで勤務(名古屋から)
「22年前にパルコ連で出ました。眠っていた血が沸き上がる感じがして最高です」

午後7時すぎ踊りが終了

トミーヒルフィガー店長 伊藤季巳可さん
「達成感とみんなで楽しめて本当に良かったと思います」

40年間の感謝を込めて…熱い最後の夏となりました。

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