現行の健康保険証廃止に反対!弁護士などが署名活動「医療にかかる権利を疎外される人が出てくる」
1週間後の12月2日に現行の健康保険証の新たな発行が停止されます。こうした中、25日長野市では、弁護士などが健康保険証の廃止に反対する署名活動を行いました。
「従前の健康保険証を廃止することに反対です!」
現行の健康保険証の存続を訴えたのは弁護士や県社会保障推進協議会のメンバーなど19人です。政府はマイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」を基本とする仕組みに移行し、12月2日に現行の健康保険証の発行を停止します。
県社保協 藤本ようこ事務局長
「マイナ保険証(マイナンバーカード)は申請しなければもらえないものですので、それが一番問題だと思っていて、必ず医療にかかる権利を疎外される方がいろいろな形で出てきてしまう」
25日は署名活動も行いました。マイナ保険証への移行に街の声は…。
マイナ保険証に反対
「今のが使えるのは分かったんですど、いろいろなことが曖昧で急激に進めているところがちょっと納得できない」
マイナ保険証を利用
「割と思ったより楽に使えて今は使っています。だんだん慣れちゃうんじゃないかな」
県社保協など反対する団体は、全国で春以降に集まった5万人以上の署名を今週28日に国に提出する予定です。