寒さに耐え無病息災願う 子どもたちもびっくり 伝統行事 水をかけながら集落を駆け抜ける「寒の水」
無病息災などを願って熱き男たちが奮闘です!
二十四節気の1つ「大寒」の20日、北佐久郡・御代田町で伝統行事の「寒の水」が行われました。
ふんどし姿の男たちが水をかけながら集落を駆け抜ける「寒の水」。
御代田町の草越地区で毎年、1年で最も寒さが厳しい頃とされる「大寒」の夜に行われています。
県の「無形民俗文化財」に指定されていて、無病息災や五穀豊穣を願う行事です。
男たちが目指すのは、およそ1キロ離れた熊野神社。
道中の6か所に桶が置かれ、次々と水を浴びていきます。
参加者は
「けっこう涼しいです。生きてます。
勢いに圧倒された子供たちは…。この表情…。
男たちの勇姿をカメラに収めようと多くの人の姿も…。
神社に着くと、藁で作られ頭にかぶっていた兎巾を奉納します。
最後は冷えた体をたき火で温めました。
御代田町から参加
「4回目なんですけど引き締まりますね。気持ちいいです。寒さに耐えるコツ?気持ちですかね!」
上田市から(初参加)
「すごい新鮮で伝統文化みたいなものを一緒に守っていければいいかなって思いました。皆さんやられてるのですごく楽しくて本当に出てよかったなって思います」