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非常に強い台風7号勢力を維持して北上中 北部と中部は激しい雨が降るところも 土砂災害に注意を

2024年8月16日 12:37
非常に強い台風7号勢力を維持して北上中 北部と中部は激しい雨が降るところも 土砂災害に注意を

非常に強い台風7号は勢力を維持して北上しています。

県内では北部と中部で激しい雨が降るところがあり土砂災害に十分注意するよう呼び掛けています。

長野地方気象台によりますと非常に強い台風7号は時速およそ20キロの速さで北上し県内の一部がすでに強風域に入っています。今後も勢力を維持しながら関東の東を北上する見込みです。

16日の県内は北部と中部で昼前から夜のはじめごろにかけて雷を伴った激しい雨が降るところがありそうです。雨雲が予想以上に発達した場合などには警報級の大雨となる可能性があるということです。
16日正午から17日正午までの24時間に降る雨の量はいずれも多い所で中部100ミリ、北部60ミリ、南部50ミリと予想されています。気象台は北部と中部では土砂災害に十分注意するよう呼び掛けています。
また、16日予想される最大風速は中部13メートル、北部と南部が10メートルとなっています。農作物の被害や倒木による停電などに注意が必要です。

一方、交通への影響も出ています。
JR東日本は東北・上越・山形の各新幹線について、一部の列車で計画運休を行っています。
また、JR東海は、東海道新幹線の東京・名古屋間で始発から終日、運転を取りやめています。
JR長野駅では、台風の影響を受けて切符の払い戻しをしたり、乗車時間の変更をしたりする人の姿が見られました。

東京に向かう女性
「もう少しゆっくりして帰ろうと思っていたんですけど、夜に予定が東京であるので、ちょっと早めに午前中のうちに帰ろうと思って早めました」

一方、空の便ですが、信州まつもと空港では、発着の便に影響はないということです。

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