飯田市とドローン専門店が防災協定 孤立した集落へ支援物資の輸送・捜索活動も 災害時にドローン活用
災害時に孤立した集落への支援物資の輸送や捜索活動などでドローンを活用するため飯田市とドローン専門店を運営する企業が10日、防災協定を結びました。
飯田市と防災協定を結んだのはドローン専門店を運営する松本市の「ASOLAB.」です。
県によりますと飯田市内には地震や水害などの災害が起きた際、道路の寸断などによる孤立や支援の遅れが見込まれる集落が「35か所」あるということです。
道路が寸断された時などに活躍が期待されるのが“無人航空機”のドローン。
アソラボでは10種類以上の業務用ドローンを所有し、およそ4キロ先まで飛べる機種や最大40キロの重さの物資を運べる機種があり、目的によって使い分けされます。
飯田市 佐藤健 市長
「これはすごく期待できると思います。いざという時に力を借りるというこのやり方は お互いにとって非常にメリットがあると思います」
このほかにも赤外線カメラを搭載したドローンもあり、生存者の捜索に役立てられます。