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サリン事件の教訓を生かして… 化学物質を想定し消防が訓練 事件をきっかけに「特殊災害対応隊」設置 危険物質の検知や救助者の除染作業を確認

2024年6月27日 12:24
サリン事件の教訓を生かして… 化学物質を想定し消防が訓練 事件をきっかけに「特殊災害対応隊」設置 危険物質の検知や救助者の除染作業を確認

松本サリン事件の節目の日となる27日、松本広域消防局では化学物質などの液体がまかれたことを想定し特殊災害に対応する訓練が行われました。

訓練は屋内の施設でのイベント中に何者かが液体を散布し有機リン系の神経ガスによる症状を訴える体調不良者が複数発生したとの想定で行われました。

松本広域消防局管内の隊員など59人が参加し、防護服を着用した「特殊災害対応隊」などが危険な物質の検知や救助者の除染にあたりました。

「特殊災害対応隊」は松本サリン事件や同時多発テロなどをきっかけに2002年に全国の消防本部に設置され、県内では長野市・松本・飯田の消防本部(局)に配備されています。

27日は「特殊災害対応隊」のほか救急隊や指揮隊など各隊との連携強化を目的に基本的な対応を確認しました。

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