「かみかみしてる?」「かみかみ大使カミン」登場!よくかんで食べる習慣を 商品化も検討
食事の時「しっかりかむ」ことは意識していますか?
県内の2つの短大がよくかんで食べる習慣を子どもたちに楽しく身に付けてもらおうとある装置を開発しました。
かみかみ大使カミン
「よくかんで食べてね。かみかみしてる?」
「かみかみかみかみかみ」
県南信工科短期大学校と飯田短期大学が共同開発した「咀嚼(そしゃく)啓発人形」。
その名も「かみかみ大使カミン」です!
健康な歯をモチーフにしたキャラクターが、一定のリズムで左右に動き記録された音声を再生します。
そして、子どもたちも自由に鳴らすことが出来るベルもついています。
「よくかめたから元気いっぱいだよ」
学校の給食の時間、忙しい先生の代わりに児童たちによくかんで食べるように声をかける装置があればと考えたことが開発のきっかけになりました。
飯田短期大学生活科学学科・生活科専攻安富和子 特任教授
「咀嚼(そしゃく)はとても大切で子どものころから習慣をつけるということが大事だと思いますので、この機械を使って子どもたちがよくかむこと意識して。健康な体作りに役立ててほしいなと思っています」
今後は、県内の保育園や小学校で試してもらい先生や子供たちの意見を聞いて改善を進め、商品化を検討するとしています。