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「今年は一本を取りたい」 国史跡「旧文武学校」で剣道の初稽古 地域の文化財の大切さを知り心身を鍛える【長野】

2025年1月13日 17:58
「今年は一本を取りたい」 国史跡「旧文武学校」で剣道の初稽古 地域の文化財の大切さを知り心身を鍛える【長野】

長野市松代町にある国の史跡「旧文武学校」に響き渡る大きな掛け声。13日、長野市の松代地区と篠ノ井地区の剣道クラブに所属する小中学生たちの初稽古が行われました。子どもたちに地域の文化財の大切さを知ってもらい心身を鍛えてほしいと、毎年「成人の日」に行われています。

初稽古の始まりは、道場の床の雑巾がけから。手足がかじかむ寒さの中、素足で床を磨いていきます。子どもたちは1時間ほど素振りや打ち込みなどをし、気持ちのいい汗を流しました。

小学3年生
「前の年は試合で一本も取れなかったので、今年は一本取りたいです」
中学2年生
「また今年も頑張るぞっていう気持ちでみんなで楽しく稽古できました」

松代地区育成会剣道クラブ指導員 青木聡邦さん
「子どもたちの可能性はすごいものがありますので、そういうところを、できるだけわれわれ大人が上手に導いてあげられるように自分たちが稽古をしながら、子どもたちがもっと力強く生きられるような子にしたいなと思っています」

歴史ある場所で迎えた初稽古。子どもたちにとって有意義な時間となりました。

最終更新日:2025年1月13日 19:20
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