幸運のバトンが受け継がれました。本格的な受験シーズンを前に13日、千曲市の神社で受験生たちに「合格鉛筆」が貸し出されました。

午前9時すぎ。続々と人が訪れる千曲市の岡地天満宮。学問の神様として知られる菅原道真が祭られていて、受験生たちが合格祈願に訪れていました。祈願と合わせて受験生が受け取るのが...。

「好きな鉛筆を選んでください」

鉛筆です。これまでに志望校に合格した受験生から受け継がれているその名も「合格鉛筆」。先輩の努力や幸運が詰まった鉛筆で受験突破を目指します。鉛筆の貸し出しは今年で13年目。この日は午前中までに約40本が貸し出され、合格した場合は返却することになっています。

上田市から（高校受験）
「無事合格できるようにお願いしました。試験の時に持って行ってお守りとして使えたりできれば」
長野市から（高校受験）
「今までの先輩方の合格した姿を追いたいと思います」
御代田町から（高校受験）
「受験生としてこれからも勉強もう一段階頑張っていこうという気持ちになりました」


18日と19日には大学入学共通テストが、2月10日には県内の公立高校の前期選抜が予定されています。