「あっという間に炎が包んじゃって」飯田市で住宅全焼…焼け跡から1人の遺体【長野】
20日午前、飯田市の住宅で火事があり、焼け跡から1人の遺体が発見されました。19日には富士見町でも2人が死亡する火事が起きています。
住宅から上がる炎と黒煙。
20日午前10時40分すぎ、飯田市羽場赤坂の牧内忠幸さんの住宅で「1階の窓が割れて炎が噴出している」と近所の人から消防に通報がありました。
火はおよそ2時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼、隣の住宅1棟に燃え移り、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
火事のあと、この家に住む牧内さんと連絡が取れていません。一緒に暮らしていた息子2人は、外出していて無事でした。
近所の人は
「最初真っ黒い煙、もうもうと。あっという間に炎が包んじゃって。」
警察が身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。
また、19日午後には、諏訪郡富士見町でも住宅を全焼する火事があり、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。この家に住む70代の夫婦と連絡が取れていないということです。警察が身元の確認を進めています。