北陸新幹線24日始発から通常運行 県内にこの冬一番の寒気 北部の山沿いと中野飯山地域 大雪や路面の凍結による交通障害に注意【長野】
一部区間で終日運休となっていた北陸新幹線は、24日始発から、通常運行しています。
北陸新幹線は、23日午前10時ごろ東北新幹線の上野―大宮間で電力設備が故障したことにより一部区間が運休していました。
24日午前4時37分までに復旧作業や故障車両の収容は全て終了し、北陸新幹線は24日始発から通常の運行を行っています。
影響は、3万5000人に及び東京方面から長野に到着した利用者は安堵の表情を見せていました。
東京から
「(旅行を)キャンセルしようかとか別の行き方とかを考えていたんですけど、新幹線が無事動いてくれてよかったです」
金沢方面からの上りは、大雪の影響により遅れが出ています。
日本付近には上空にマイナス40度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込んでいます。このため、午前10時時点の24時間降雪量は、野沢温泉村で37センチ、小谷村で31センチ、信濃町で30センチとなっています。
25日にかけても北部や、中部と南部の西側の地域を中心に断続的に強い雪が降る見込みで、北部の山沿いと中野飯山地域では25日明け方にかけて警報級の大雪となる可能性もあり気象台は大雪や路面の凍結による交通障害に注意を呼び掛けています。