小学生の息子を逮捕監禁した罪 初公判で両親「間違いないです」起訴内容認める【長野】
小学生の息子に対する逮捕監禁の罪に問われている両親の初公判が1日に長野地裁上田支部で開かれ、2人は「間違いないです」と起訴内容を認めました。検察側は懲役4年を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求め、即日結審しました。
逮捕監禁の罪に問われているのは、小県郡に住む28歳の母親と34歳の父親です。起訴状などによりますと2人は今年6月から9月にかけて、当時9歳だった小学生の息子の手足を縛り口を布テープでふさいだ上、ストーブ用の柵の中に閉じ込めて脱出できないようにしたとされています。
初公判で2人は「間違いないです」と起訴内容を認めました。被告人質問で母親は「夫がこわかったから、やめられなかった」などと涙ながらに語りました。また父親は「静かにしてくれるだろうと安易な考えだった。心から謝罪したい」と述べました。論告で検察側は「身勝手な理由で悪質。罪の重さを見つめ直させるべき」と指摘し、懲役4年を求刑しました。
一方の弁護側は母親は指示されたもので反抗できなかったこと、父親も自身が主たる立場だったと認めていることなど汲むべき事情があるとして執行猶予付きの判決を求め、即日結審しました。判決は今月25日に言い渡されます。
逮捕監禁の罪に問われているのは、小県郡に住む28歳の母親と34歳の父親です。起訴状などによりますと2人は今年6月から9月にかけて、当時9歳だった小学生の息子の手足を縛り口を布テープでふさいだ上、ストーブ用の柵の中に閉じ込めて脱出できないようにしたとされています。
初公判で2人は「間違いないです」と起訴内容を認めました。被告人質問で母親は「夫がこわかったから、やめられなかった」などと涙ながらに語りました。また父親は「静かにしてくれるだろうと安易な考えだった。心から謝罪したい」と述べました。論告で検察側は「身勝手な理由で悪質。罪の重さを見つめ直させるべき」と指摘し、懲役4年を求刑しました。
一方の弁護側は母親は指示されたもので反抗できなかったこと、父親も自身が主たる立場だったと認めていることなど汲むべき事情があるとして執行猶予付きの判決を求め、即日結審しました。判決は今月25日に言い渡されます。
最終更新日:2024年11月1日 19:56