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高校生の個人情報入ったUSBメモリー紛失の校長を戒告処分 県教委「再発防止に努める」

2024年8月27日 20:34
高校生の個人情報入ったUSBメモリー紛失の校長を戒告処分 県教委「再発防止に努める」

今年6月、県立高校の生徒の個人情報が保存されたUSBメモリーの紛失が発覚しその後、破壊された状態で戻ってきていた問題で、県教育委員会は27日、USBを紛失した57歳の学校長を戒告処分としました。

27日付けで戒告処分となったのは中信地区の県立高校に勤める57歳の男性校長です。

県教育委員会によりますと、教頭として勤務していた2022年度当時、全校生徒369人分の名前や住所、130人分の英語のテストの結果などを私用のUSBメモリーに保存していましたが、そのUSBを校外に持ち出して紛失し個人情報を漏えいさせたものです。

紛失した時期は分かっていませんが今年6月、「拾ったUSBに個人情報が保存されている」との匿名の封書によって紛失が発覚し、その後破壊された状態のUSBが県教委あてに送られてきていました。

拾った人以外への個人情報の流出は確認されておらず、本人は深く反省しているということです。

県教委では、改めて、個人情報の適正な管理の徹底を各学校に指示し、再発防止に努めるとしています。

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