パリパラリンピックのブラインドサッカー日本代表として出場した平林太一選手が１日、自身が通う松本市の高校で結果報告を行いました。

大きな拍手で迎えられたのはパリパラリンピックのブラインドサッカー日本代表として出場した平林太一選手です。平林選手が通う松本市の松本美須々ヶ丘高校ではパラリンピックの報告会が行われ全校生徒およそ800人が健闘を称えました。

平林太一選手
「予選敗退が決定した瞬間もキーパーと1対1でシュートを外した瞬間も頭の中には全部皆さんがいました。皆さんが僕が戦う理由です」

「ヒラバヤシ タイチ！」

パリパラリンピックでは「背番号6」を背負い、若きエースと称された平林選手。4試合全てにスタメン出場を果たしました。

「スピードに乗った平林！驚異的な速さだ！！」

何度も見せ場をつくりましたが、ゴールを決められず結果は最下位の8位に終わりました。

平林太一選手
「ロスでリベンジします！皆さんも良かったらこれからも一緒に戦ってくれるとうれしいです。本当にありがとうございました」

夢舞台での初ゴールはお預けとなった平林選手。既に視線は4年後のロサンゼルス大会に向いています。

在校生
「本当にすごい舞台にいったんだなと感動しました」
「クラスメイトが世界の大きな舞台で頑張っているんだったら私も小さなことでもなにか人のためにできることをがんばってみようかなと考えました」

平林選手
「パラリンピックの悔しさはパラでしか晴らせないので、パラ出場して今度こそいろんな人に勝利を届けて笑顔を届けたい」