溶接作業者の技能と意欲の向上を目的とした競技会が、18日、岩手県花巻市で開かれました。

これは県溶接協会などが毎年開いているもので、県内の高校生や社会人合わせて44人が参加しました。

このうち高校生の部には、工業高校など10校から生徒20人が出場し、2枚の鉄板をつなげる「被覆アーク溶接」の技術を競いました。

競技では、溶接部の見た目の美しさと、曲げたときに亀裂などが入らないよう、適切に施工されているかどうかが審査されます。

　県鉄構工業協同組合　佐々木史昭 理事長
「溶接はおもしろい、ものづくりはおもしろいと、若い人たちが魅力を感じてこの業界に来てもらいたい」

7月には東北大会が開かれます。